表具屋によって表装のやり方は違います。
 当店のように昔ながらの伝統的な手作業による表装を手掛けるお店もあれば、あまり経験がなくても形にできるアイロン表装で仕上げるお店もあります。
 もちろん昔ながらのやり方の方が表装としては良いのですが、仕上げるものの価値によって使い分ければ良いのではないかと思います。
 では、どのような違いがあるのかご説明します。

伝統的な表装
 保存期間…保存の状態によっては何百年先まで保存可能
 やり直し…可能
 掛かり …湿気により影響される
 仕上がり…しなやか
 価格  …5万円前後〜
 期間  …1〜2ヶ月

アイロン表装
 保存期間…長期保存は望めない
 やり直し…不可
 掛かり …湿気による影響はほとんどない
 仕上がり…硬い
 価格  …1万円程度
 期間  …1〜2日

 代々受け継がれてきた物、有名画家・書家や著名人の作品などは昔ながらのやり方で表装することをお勧めします。
 趣味で範囲で楽しまれるもの、後々残すつもりがないものなどはアイロン表装で良いのではないかと思います。